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salvage antiques

救われしモノの美しさ…


by roshi
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Pichon Uzès 〜 光溢れる思い 〜

b0117875_9103753.jpg昔、騎士ルドルフはドナウ川の岸辺に咲くこの花を恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。ルドルフは最後の力を尽くし花を岸に投げ「Vergiss-mein-nicht!(僕を忘れないで)」という言葉を残して死んだ。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え彼の最期の言葉を花の名にする「勿忘草」は他の国々でも同様の名前が付けられている。花言葉の「真実の愛」「私を忘れないで下さい」もこの伝説に由来する…


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b0117875_22554986.jpg南仏、Languedoc-Roussillon

フランスのトスカーナとも呼ばれ

フランスで最も美しい街並み

「Uzès」~光溢れる芸術の街 〜

その地で1802年創業し、200年もの間

家族経営を貫いてきた「Pichon」

上質なリモージュの土を使い

高温でしっかりと焼かれている。。

手作業で編み上げられた

corbeille(バスケット)は

Pichon家に嫁いだ女性のみが

編むことを許されるといいます。。

勿忘草を思わせる小花の装飾は

可愛いさの中にあって力強さが感じとられます。。




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同じく「Pichon」のオクトゴナルのデザート皿は使い勝手の良い大きさから使用頻度が高くテーブルに毎朝の様に並びます。小振りながらに厚み、重厚感があり、このお皿にも熟練された職人の温もりが残されている。。



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底には「Pichon Uzès」と刻印が彫られ、コンポティエにはFAIT MAIN (手作り)の刻印も彫られている。現在7代目となる「Pichon」は今も変わらず上質な陶器の生産が続く…であるとすると、このcorbeilleが作られたのは4〜5代目に嫁いだ女性が編んだものだと推測されます。Pichonのcorbeilleには母の手仕事、温もりが忘れ去られる事無く残されている…
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美しさが溢れてくるかの様に…手作りで編まれたコンポティエの装飾「勿忘草」は今も語りかけている。。


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by roshi303 | 2011-04-05 07:56 | salvage antiques