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salvage antiques

救われしモノの美しさ…


by roshi
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聖母マリアは、蒼き衣を纏いて…

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b0117875_10113347.jpgルネサンスを代表する画家

ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)

ルネサンス絵画を完成させ、

後の画家たちの手本となったと言います。

レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロに

触発され描かれたフィレンツェにおける作品

ヴァチカン宮殿のフレスコ壁画を手がけるなど

この類まれなる才能を持った人物像は、

礼節、美徳、威厳ある人格であったと言います。

入念に計算された作品構成、

正確極まりないドローイング、高い審美眼を備え、

さらに他者の構想を理解し

自身の芸術として昇華する優れた技量を有していた…



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b0117875_1510731.jpg赤い衣服に青の衣を纏い、

幼子たちを見つめる聖母マリア。。

一際引き立つ赤と青の衣装は

聖母マリアの典型的な服装でありながらも、

聖母らしい清潔なインパクトを与えている。

赤い衣服は「天の聖愛」

青の羽衣は「天の真実を象徴する」

などと見なす説があるそうです。。

この古いマリア像は CRECHE の一部だったのか?

それとも聖遺物を装飾する為のモノなのかは

この様な状態となってしまった今となっては

想像するしかありませんが…

ただ、何か物語りのワンシーンが切り取られた

写実的な姿に心を奪われます。。



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頭部と手足がビスク製で作られており、欠損が激しく、衣装もまた、触れているだけでボロボロと破けてしまう状態。。
青の衣はきっと色褪せてしまっていますが、もとの色はマリアの象徴的な色でもあるアーミッシュブルーだったと思われます。また、両足の裏に穴が空いている事から何かの台座に固定されていたのでしょう…

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額に納める事で、現世と切り離し、背景を変える事でこのマリアの持つ世界観を再現する事が出来そうです。。

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その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし…(どの様に飾るかを思う楽しみ)
Commented by lococo16 at 2013-03-29 23:26
「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし・・・・・」
今日、姪っ子と出かけた際、
車中で「ナウシカ」の曲を聴き、
このフレーズについて話していたのです・・・・。
偶然!!
ちょっとうれしくなりました!(^^)!
(ナウシカじゃなかったらごめんなさい・・・・)
Commented by roshi303 at 2013-03-30 21:36
Commented by lococo16 さま

こんばんは、
それは偶然!(笑)
はい、そのフレーズを意識していました。
あのアニメは何から何まで
実は深い意味合いを持つ、大人も楽しめる
アニメですね^^
Commented by desire_san at 2013-04-02 13:17
こんにちは。
私もラファエロ展に行ってきました。
いろいろ勉強させてもらいながら楽しく読ませていただきました。
日本で初めてラファエロ展ということで期待していきましたが、
初期から中期の作品までこれぞラファエロという美しい作品が来ていましたね
「大公の聖母」は初めて見ましたが、その瀬疎な美しさに心を奪われました。

私はラファエロの美術の変遷を整理しながら
ラファエロ展の名品について書いてみました。
よろしかったら、ぜひ一読してみてください。
ご感想、ご意見などどんなことでも結構ですから、
ブログにコメントなどをいただけると感謝致します。
Commented by roshi303 at 2013-04-04 22:42
Commented by desire_san さま

コメントありがとうございます!
ラファエロ展には開演してすぐに行きましたが
空いていて驚きました。
たまたま運が良かったのかもしれませんが、
ゆっくりと観賞出来た事はとても幸せでした。
大公の聖母の迫力にただただ見惚れておりましたが、
後で、背景の黒は、オリジナルではなく
誰かが黒く塗りつぶした可能性がある事を
知りました。それでもあの時代の絵画が残されて来た
奇跡と絵の持つ生命力に感服致します。
後ほど、ブログにお邪魔させて頂きますね!
by roshi303 | 2013-03-29 16:34 | salvage antiques | Comments(4)