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salvage antiques

救われしモノの美しさ…


by roshi
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Eugénie, Impératrice des Française

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<侍女に囲まれたウジェニー皇后/Winterhalter画>


b0117875_2304498.jpg父親譲りの勇敢さと彼女の美しさの評判は

フランスだけではなくヨーロッパ各国へと伝わり

各国の王侯貴族から求婚されるが

全てを断り続け、鉄の処女とも呼ばれた…

エリゼ宮の舞踏会で未来の皇帝と出会った彼女は

1853年1月30日、ノートルダム大聖堂で

ナポレオン3世と結婚式を挙げる。

玉座からの演説において、ナポレオン3世は

公式に彼自身の婚姻を発表した…

「朕は朕のことを知らない女性よりも、朕が愛し、

尊敬できる女性を望んできた、

彼女によって同盟は、いくらの犠牲を混ぜつつ

優位を有し続けることになるであろう…」と



b0117875_22314837.jpgウジェニーの美しさ、気品とマナーの魅力は

皇帝支配の輝きに貢献した。

ウジェニーの貴族的気品、ドレスの豪華さ及び、

伝説的な宝石に数え切れない絵画、

特に彼女のお気に入りの画家

Winterhalterによって記録されている。

また、マリー・アントワネットの生涯への興味によって

ルイ16世の頃に人気があった新古典様式の家具と

インテリアデザインが宮廷の装飾に多用された。

chic(シック)という表現はウジェニーの宮廷や

第二帝政を表現する言葉であったと言われる。

ウジェニーはマリー・アントワネットの肖像画や

遺品をコレクションし、展覧会も開き成功したが、

悲劇の王妃に傾倒する皇后を心配する人々もいた…。



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美しい横顔の女性のメダイは、石膏とは明らかに違う印象の滑らかさと硬度、その質感が女性の清潔感を際立たせています。ただそれだけに魅了されて手にした分けですが、刻印にあるJ.PEYRE.F/E Niewerkerke を調べて見ると。。J.PEYRE.Fはセーブルのポーセリン彫刻家で、E Niewerkerkeは、博物館の館長であることが分かりました。その事から、創立以来一貫してフランスの文化と美を伝える優れた陶磁器の生産をし続けているセーブルのポーセリン(磁器)製のメダイで、1864年、飾り額としてナポレオン3世とEugénie(ウジェニー)の対で作られたメダイだと言う事を知る。。

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ルイ16世様式にみる新古典主義は、その時代の王妃であるマリーアントワネットの趣味趣向、美意識によって形成されたとするならば、ルイ16世様式ならぬアントワネット様式であり、私の好みでもあるナポレオン3世様式もまた、ナポレオン3世の皇后Eugénie de Montijo(ウジェニー・ド・モンティジョ)の美意識によって作られたウジェニー様式と呼んでも良いのかも知れません。そんな思いに馳せながらウジェニーのメダイを眺める…

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ところで、対で作られたナポレオン3世は何処に?
by roshi303 | 2013-11-03 08:23 | Napoléon III Style